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2022/05/18 コラム

【コラム】鎌倉殿の13人 義経の妻「里」の裏の役割とは

 
第19回の鎌倉殿の13人では義経の妻、「里」と「静御前」が義経を挟んで言い合うシーンは見ごたえがありましたね。
里を演じる三浦透子さん、迫力がありました。
 
さて、ドラマの中では「里」とありますが、実際は「郷姫」「京姫」と呼ばれていました。
頼朝の乳母である比企尼の孫にあたり、河越で生まれました。(今の川越)
 
「吾妻鏡」には、里(郷姫)は比企尼の孫として頼朝の命により義経と結婚させられ、
ドラマにもあるように、鎌倉から義経の住む京の堀川館に送られ輿入れをしたとあります。
 
これは、堀川館の様子を密偵する役割を与えた、頼朝の政略結婚であったかもしれないと言われています。
 
ドラマではこれから描かれるであろう里の行く末ですが、義経とともに過ごした5年の間、義経は常に合戦に明け暮れ、しかも静御前も仕えており、孤独に耐えた生涯だったようです。
 

今回も比企総合研究センター代表である、当社管理物件オーナーでもある髙島敏明様にお話しを伺いました。

比企総合研究センター https://www.hikisouken.jp/ 参考文献:甦る比企一族 比企総合研究センター刊